筋肉がつくと子供の身長が伸びないのは嘘!?正しい情報はこちら!
「筋肉がつくと身長が伸びない!」このような俗説が出回ったことがあります。この考えが広まり「筋肉をつけてしまうと子供の身長が伸びにくくなる」と勘違いした親御さんがたくさんいました。
なんとなくですが、筋肉がついてしまうと体が出来上がってしまうような気がして、身長が伸びなくなると思うのも仕方のないことかもしれません。ですが、この「筋肉をつけると身長が伸びない!」というのは真っ赤な嘘です。
実はこれは、科学的にもきちんと証明されているのです。
筋肉がつくと身長が伸びないなんて真っ赤な嘘!!
筋肉をつけるなら高校生前後が一番適していると言われいます。なぜかというと、筋肉をつけることによってホルモンが活発に活性化するからです。これを聞くと、小学生や中学生のときに筋肉をつけたらダメなんじゃないかと心配する方もいるでしょう。
ですがそれは違います。
先程ご紹介した間違った俗説なのですが、詳しく言うと「筋肉が骨を圧迫して、身長が伸びにくくなる」といった情報が出回っていました。つまり、成長しようとしている骨を筋肉が圧迫してしまい、その結果、身長が伸びにくくなるといった内容です。
ただし!!!
これには科学的根拠が全くありませんでした。現代の科学で解明されている内容は「筋肉で締め付ける力よりも、骨が成長する力の方が圧倒的に強い!」といった内容です。
つまり、筋肉でいくら骨の成長を邪魔したとしても「骨の成長のほうが強い!」ということです。ということは、「筋肉をつけると身長が伸びない」といった俗説は真っ赤な嘘だという証拠です。
間違った情報や俗説が出回りすぎている…
このように、科学的根拠もない情報がたくさん出回っています。これは昔の名残りかもしれませんが「牛乳を飲めば身長が伸びる!」といった情報もそうです。
いわゆる「カルシウムを摂れば身長が伸びる!」と昔の人は言っていたみたいですが、これも間違いです。もちろん カルシウム は子供の身長を伸ばすために必要な栄養素の一つですが、それだけでは全く足りません。
普段子供はたくさんのエネルギーを消費しながら1日を過ごします。その消費したエネルギーをきちんと補うためにはたくさんの栄養が必要です。
基本的に食生活(栄養)を管理してあげられるのは親しかいません。
そんな親がこのような間違った情報や俗説を信じてしまっていたら大変です。だって間違った情報を元に子供の成長を見守ることになってしまうのですから…。
きちんとした正しい情報を把握することが、子供の身長を伸ばす上で大事なことだと覚えておいてくださいね(*^_^*)
